第5回ポストコロナ未来社会ワークショップ
コロナ時代のモビリティ
開催情報
講演者
講演プログラム
- 13:00-13:10 オープニング SICE会長 小野晃(産総研)
- 13:10-13:40 (特別講演)社会システムシミュレーション:マクロ政策と多視点行動の因果関係解明にむけて
- 講演者 貝原 俊也(神戸大学)
- ご略歴 1985年京都大学大学院工学研究科修士課程修了.1993年Imperial College London PhDコース修了(PhD, DIC).三菱電機(株)生産技術研究所などを経て2001年より神戸大学大学院自然科学研究科助教授,2004年より同大学工学部教授,2010年より同大学大学院システム情報学研究科教授となり現在に至る.現在,同大学 価値共創スマートものづくり研究センター センター長を併任.
社会的交渉ベースのシステム最適化やシステムシミュレーションに関する理論と,その生産・サービス・社会システムなどへの応用に関する研究に従事. 日本機械学会フェロー,国際生産工学アカデミー(CIRP: Collége International pour la Recherche en Productique)フェロー.システム制御情報学会会長,日本工学アカデミー,計測自動制御学会,電気学会,サービス学会,スケジューリング学会などの会員.井植文化賞,日本機械学会論文賞,日本経営工学会特別賞,精密工学会論文賞(高城賞)などを受賞.主著に「オペレーションズリサーチ -システムマネジメントの科学- (オーム社)」,「企業間の戦略的提携 -マルチエージェント交渉による次世代SCM- (朝倉書店)」,「Innovative Systems Approach for Designing Smarter World (Springer)」ほか多数
- 13:40-14:00 コロナ禍が公共交通にもたらすもの: 交通崩壊を乗り越えた先で再びMaaSの夢を見られるか
- 講演者 伊藤 昌毅(東京大学)
- ご略歴 東京大学生産技術研究所特任講師。2002年慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学院を経て2009年博士(政策・メディア)。鳥取大学大学院工学研究科助教、東京大学生産技術研究所助教を経て現職。専門は交通情報学。現場に寄り添った公共交通オープンデータの推進活動を行っている。国土交通省バス情報の効率的な収集・共有に向けた検討会座長、都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会委員、経済産業省官民データの相互運用性実現に向けた検討会座長などを務める。
- 休憩(10分)
- 14:10-14:30 コロナ禍における「小さい交通」の広がり
- 講演者 濱田 千夏(NPO法人I-DO)
- ご略歴 大学在学中よりNPOや高齢者の移動支援の研究・活動に従事。NPO法人のインターンを得て2015年に理事に就任。公益財団法人「ハイパー社会ネットワーク研究所」共同研究員。
駐輪場事業を基軸としたモビリティに関わる活動を展開。自転車を中心としたまちづくり事業としてシェアバイク事業、大学生との放置自転車の啓発活動に従事。
法人活動と別に全国のモビリティ関係者とつくる「ネクストモビリティ・コミュニティ」の世話人として定期的にオンラインでのワークショップや京都のけいはんなでの「ネクストモビリティ・エキスポ」を開催。
- 14:30-14:50 スマートパーキングのデザイン
- 講演者 滑川 徹(慶應義塾大学)
- ご略歴 1994 年金沢大学大学院自然科学研究科システム科学専攻博士課程中退。同年金沢大学工学部電気・情報工学科助手。同講師を経て2002 年長岡技術科学大学機械系助教授。2006 年金沢大学大学院自然科学研究科電子情報科学専攻助教授。2009年慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科准教授、2014 年同教授となり現在に至る。
ロバスト制御理論、分散協調制御理論とその社会インフラシステムへの応用に関する研究に従事。博士(工学)。2014 年計測自動制御学会制御部門パイオニア技術賞、2017 年計測自動制御学会論文賞を受賞。IEEE CSS、計測自動制御学会、システム制御情報学会、電気学会などの会員。
- 14:50-15:10 スマートパーキングの費用便益分析
- 講演者 牛房 義明(北九州市立大学)
- ご略歴 2019年 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。北九州市立大学講師・助教授・准教授(2001-2020年)を経て、現在、同大学教授。同大学環境技術研究所都市エネルギーマネジメント研究センター副センター長、地域戦略研究所SDGs推進部門の兼任所員。専門は環境経済学、エネルギー経済学。Energy, Energy Policy,Energy and Buildings, The Electricity Journalなどの学術誌に論文を発表。
- Ida, Motegi and Ushifusa(2019),”Behavioral study of personalized automated demand response in the workplace,” Energy Policy, Vol. 132, pp.1009-1016.
- 休憩(10分)
- 15:10-15:50 パネルディスカッション
- 司会進行 飯野 穣(早稲田大学)
- パネリスト 講演者全員
- 15:50-16:00 クロージング